【PXC38】初参戦の矢地、ミセッチの左ストレートに散る
【写真】フック+頭が傾く矢地の動きをミセッチは見逃さなかった(C)MMAPLANET
<フェザー級/5分3R>
トビー・ミセッチ(ハワイ/米国)
Def.2R1分18秒 by TKO
矢地祐介(日本)
名前をコールされると、すぐに花道からケージへと向かう矢地。セコンドには堀口恭司がついた。互いにサウスポー、矢地がジャブを突きながらケージ内をサークリングする。じりじりと前に出ていくミセッチがワンツー、矢地は右フックを狙う。ジャブからワンツー、左ローを蹴る矢地。ミセッチはローに左ストレートを伸ばし、そこから右フックを返す。矢地は距離を取りながらジャブと左ハイキック。ミセッチの左ミドルをキャッチしてシングルレッグでテイクダウンを狙うが、すぐに離れて距離を取り直す。お互いにローを蹴り合う展開でラウンドは終わる。
2R、矢地がパンチから組みついて、ミセッチをケージに押し込む。しかしテイクダウンは取れず、すぐに打撃戦へ。じりじりとパンチのプレッシャーをかけるミセッチ。矢地はジャブから左ストレートを打つが、ミセッチが体ごと飛び込むようなワンツー。この左ストレートで矢地が後方にばったりと崩れ落ち、そのままレフェリーが試合をストップ。矢地のPXC初参戦は厳しい結果に終わった。